飯倉 義之

教授

飯倉 義之

イイクラ ヨシユキ

所属
文学部 日本文学科
研究分野
口承文芸学、民俗学、現代民俗
  • 研究・教育活動

    学位

    博士(文学) (2008年3月 國學院大學 文甲第109号)

    研究テーマ

    口承文芸研究の方法を、現在の社会や文化を理解する方法として用いる

    論文

    民俗学とホラーの親和性、あるいは民俗学者はなぜすぐに死んでしまうのか(2024/05/01)

    柳田國男と/民俗学と写真―方法論の不在について―(2023/08/05)

    著書

    小学図書館ニュース 1332号「“お盆”に何をするのかな」(2024/07/18)

    決定版日本の大妖怪(2023/11/30)

    社会貢献活動

    季節の行事・風習の成り立ちを大調査

    ざわざわ調査隊「なぜ人は夏に怪談を求めるのか?」

    詳細を見る

教員からのメッセージ

民俗学、とか、伝承文学、というと、私たちの生活とは直接関係のない、過去にベクトルの向いた学問だと思われることが多いでしょう。
 「現代」と「民俗」や、「都市」と「伝承」などの取り合わせは、何かミスマッチに感じるかと思います。
 受け継いだものであるべき民俗の文化と、新規に創造されていく現代や都市の文化とは相容れないのではないかと。

 でもわたしたちの周りには、「受け継いだ民俗文化や伝承を新たに位置づけなおして創造している」ものごとが、たくさん溢れています。
 あなたの、そして私たちのいま・ここの生活の「あたりまえ」を対象にする学問、それが民俗学であり、伝承文学の方法だと思っています。
 あなたの見聞きするものすべてが、民俗学の研究対象です。
 ……ちょっと面白い学問でしょう?

飯倉 義之 教授 の記事

他の記事を見る

MENU