飯倉 義之

教授

飯倉 義之

イイクラ ヨシユキ

所属
文学部 日本文学科
研究分野
口承文芸学、民俗学、現代民俗
  • 研究・教育活動

    学位

    博士(文学) (2008年3月 國學院大學 文甲第109号)

    研究テーマ

    口承文芸研究の方法を、現在の社会や文化を理解する方法として用いる

    論文

    総論 現代を生きる怪異・妖怪(2025/09/30)

    「肝試し」から心霊スポットまで 武勇伝・鍛錬・娯楽(2025/07/01)

    著書

    怪異・妖怪学コレクション3 現代を生きる怪異・妖怪(2025/09/30)

    民俗芸能の現状と継承・展開・資源化―昭和後期から平成、令和への変遷を中心として―(令和4年~6年度 大学院特定課題研究 研究成果報告書)(2025/02/28)

    社会貢献活動

    おたメモ+「いったい何モノ!? ケサランパサラン」

    三ノ輪ブン子 (著)『ただのうわさです』(1)

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教員からのメッセージ

民俗学、とか、伝承文学、というと、私たちの生活とは直接関係のない、過去にベクトルの向いた学問だと思われることが多いでしょう。
 「現代」と「民俗」や、「都市」と「伝承」などの取り合わせは、何かミスマッチに感じるかと思います。
 受け継いだものであるべき民俗の文化と、新規に創造されていく現代や都市の文化とは相容れないのではないかと。

 でもわたしたちの周りには、「受け継いだ民俗文化や伝承を新たに位置づけなおして創造している」ものごとが、たくさん溢れています。
 あなたの、そして私たちのいま・ここの生活の「あたりまえ」を対象にする学問、それが民俗学であり、伝承文学の方法だと思っています。
 あなたの見聞きするものすべてが、民俗学の研究対象です。
 ……ちょっと面白い学問でしょう?

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