令和7(2025)年12月21日、神道文化学部が主催する成人加冠式が、渋谷キャンパス祭式教室で執り行われました。同式は学部を問わず2年生に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により開催を見合わせていた時期に成年となった3・4年生を対象に希望者を募り、67名が午前の部と午後の部の2回に分けて参列しました。
本学では、古代以来の成人儀礼である加冠式に範をとり、平成20(2008)年から成人加冠式を執行しています。コロナ禍による中断期間を経て、今年度で15回目を迎えました。
加冠役は、黒﨑浩行・神道文化学部長(教授)、松本久史・同副学部長(教授)、遠藤潤・同教授(午後の部のみ)、大道晴香・同准教授が務め、新成人一人一人に冠や烏帽子(えぼし)、釵子(さいし)、額当(ぬかあて)を着けました。
冠を授けた後、黒﨑学部長が祝辞を述べ、「本当の生きがいを見つけ、それに向かって邁進することで、社会からも大人として認められる。大学はそのための学びと成長のための場。この節目に気付きを得て、これからの人生に生かしてほしい」と語り、冠物を頂いた学生たちを激励しました。
閉会後には記念撮影が行われ、参列した保護者らが学生の晴れ姿をカメラに収める様子が多く見られました。
