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國學院大學人間開発学会 第17回大会が開催されました(令和7(2025)年9月27日)

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2025年9月30日更新

 令和7(2025)年9月27日、國學院大學人間開発学会主催の「國學院大學人間開発学会第17回大会」がたまプラーザキャンパスで開催されました。

 当日には学会所属の在学生や教員のほか、卒業生や学外の賛助会員など、約40人が参加しました。

 まず初めに、太田直之・人間開発学会会長(人間開発学部長・同教授)が、「本日はご参加いただき、感謝申し上げます。本年も非常に多くのエントリーをしていただき、特に学生たちに参加いただいていることは大変喜ばしく思います」と述べ、開会のあいさつを行いました。

 第1部の研究発表では、①「リーグ戦前後の大学野球投手における身体的変化‐先発群と中継群との検討‐」代表発表者:堀寛太氏(健体2)、②「中高齢者における認知機能と生活習慣」代表発表者:後藤美帆氏(健体3)、③「大学生の居住形態が食生活に及ぼす影響とその要因‐経済状況とクロノタイプに着目して‐」代表発表者:熊谷日菜氏(健体4)、④「プロスポーツにおけるファンのチームへの愛着とグッズ購入意図の関係性について」代表発表者:宮下拓斗氏(健体4)、⑤「初等科教育における音楽科の初等次教育について‐髙倉弘光の授業実践を例に‐」代表発表者:髙山真琴・健康体育学科教授、⑥「中学生柔道競技者における人口の減少について」代表発表者:田村昌大・同学科准教授、⑦「エクオールサプリメントの摂取は運動の抗動脈硬化作用を増大させる」代表発表者:林貢一郎・同学科教授による7つの研究発表が行われました。

 第2部の令和6年度人間開発学部学部共同研究成果報告では、研究代表者の長田恵理・初等教育学科教授、大矢隆二・健康体育学科教授により「教員養成課程における模擬授業の在り方」と題し、研究成果について報告が行われました。教員を志す学生たちが模擬授業を行う際の思いにも着眼点を当て、模擬授業の存在意義について改めて考えていかなければならないと話しました。

 第3部では、令和6年度「國學院大學人間開発学会研究奨励賞」の表彰および受賞者による記念講演が行われました。中野圭祐・子ども支援学科助教が「手遊び歌実演方法による子どもの夢中度の違い:熟達保育者と非熟達保育者の比較」と題した研究を発表しました。手遊び歌を一緒に実践し、ノリの共有と宙吊りの構造を体感し、会場は盛り上がりを見せました。熟達保育者と非熟達保育者の手遊び歌の動画を実際に会場でも視聴し、違いを体感するなど参加型の講演となりました。

 第4部は、学生研究発表奨励賞表彰式が行われました。この賞は、人間開発学部紀要である「國學院大學人間開発学研究」の掲載された論文において、内容が優れ、継続的な研究の進展が期待される論文の著者に与えられるものです。堀寛太さん(健体4)の「リーグ戦前後の大学野球投手における身体的変化‐先発群と中継群との検討‐」が受賞し、表彰されました。

 研究者による多様なアプローチが示され、分野内での知見の共有と今後の展開に向けた有益な議論が交わされました。

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