去る1月初旬から3月中旬にかけて、神道文化学部の有志学生が、装束類の修繕作業を行いました。
新年恒例となった学生諸君のご奉仕です。
各自裁縫道具を持参。
昔懐かしい針差し。
糸のほつれを点検。
「神仕えに針仕事は欠かせません。繕いものにはいつでも対応できるよう心掛けています」
首上はとりわけ傷みやすいところ。
念入りに繕います。
こちらは小紐を修繕中。
熟練の針捌き。
「昔から手先を使う作業が好きでした。お裁縫は全然苦になりません」
仕上げはアイロン掛け。
夥しい手間暇を要する装束のメンテナンス。
先般の成人加冠式の装束も、すべて学生諸君がまごころ籠めて繕ってきたものです。
正月以来、自発的に集い、粛々と作業を遂行してくれた学生諸君。
皆さんの気働き、無償の献身に、心から感謝申し上げます。