國學院大學研究開発推進センター【編】
 古沢広祐【責任編集】
 A5版 264頁 平成26年2月28日(弘文堂:定価2,625円)

『共存学2災害後の人と文化 ゆらぐ世界』表紙
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目次

いまなぜ共存なのか?
   -災害後の人と文化、ゆらぐ世界-(古沢広祐)
 第一部 震災復興と文化・自然・コミュニティ
 【講演】 震災復興に伝統文化の力をどう活かすか?
   -郷土芸能と人びとのくらし-(小島美子)
 【講演】 逆境に立ち向かう
   -震災からの復興に自然と歴史と文化を-(佐々木健)
 被災地における無形伝承の復興と情報ネットワーク(久保田裕道)
 第二部 復興支援と共存の可能性
 宗教を越えた災害支援のネットワーク(黒崎浩行)
 復興支援における共存と祭礼行事のかかわり
   -「山田のご縁プロジェクト」の取組みから-(板井正斉)
 自然災害との共存
   -自然災害伝承と神社由緒との関係性にみる-(藤本頼生)
 第三部 地域の災害と開発のゆくえ
 自然災害と地域振興
   -三宅島観光の現況と課題-(筒井裕)
 静岡県・旧伊東町における源泉開発の展開と旅館立地の変化
   -温泉地の形成過程にみる共存の様態-(赤澤加奈子)
 日本の近代と公害・原発災害
   -田中正造の歩みと公害の歴史から考える東電福島原発震災-(菅井益郎)
 第四部 ゆらぐ共存の諸相と世界
 日鮮同祖論と神社
   -エスニシティ、ネイション形成と共存を考えるために-(菅浩二)
 共存のインターフェース
   -共存宗教文化-(濱田陽)
 「共存」について
   -政治哲学的考察-(茢田真司)
 現代社会・文明の在り方をどう展望するか?
   -ポスト地球サミット、シナリオ・パラダイム分析の視点から-(古沢広祐)
既刊『共存学 文化・社会の多様性』のご紹介
國學院大學研究開発推進センター【編】
 古沢広祐【責任編集】

『共存学 文化・社会の多様性』表紙
地球環境の危機から政治・経済的パワーバランスの流動化、人々の精神性の揺らぎに至るまで、混迷を深める現代。未来にむかって多義的存在様式を含み込みつつ、持続的発展を可能とする社会を考察する「共存学」の立ち上げを告げる論集。地球の気候変動や生物多様性の崩壊という危機的状況に対して、より広い視野から文化・社会の多様性という将来的課題を提起します。
 (弘文堂紹介文より)
 A5版 288頁 定価2,625円
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