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「アンデスをわたる声 ペルー、アヤクーチョ地方のことば・うた・おどり」 (文学部講演会・外国語文化学科《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクト)

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2017年11月10日更新

日時 2017年12月2日(土) 15:00-17:00 (14:30開場)
会場 國學院大學 渋谷キャンパス 5号館 5301教室 ※入場無料・申込不要
講師 イルマ・オスノ(音楽家、法政大学非常勤講師)                             後藤雄介(早稲田大学教育学部教授)                           司会:笠間直穂子(國學院大學文学部准教授)
問い合わせ 國學院大學文学部 笠間研究室 TEL 03-5466-6270 FAX 03-5466-4814 kasama@kokugakuin.ac.jp

ペルー南部、アンデス高地に位置するアヤクーチョ地方。民謡の宝庫ともいわれ豊かな伝統文化が息づく地に生まれたイルマ・オスノは、12歳までケチュア語のみを使い、羊飼いをしながら暮らしました。首都リマで教員となってからは、アヤクーチョ民族舞踊団の一員として故郷に伝わる音楽とダンスを実践。現在は日本に住み、スペイン語・ケチュア語を教えるかたわら、アヤクーチョの歌と踊りをベースにした独自の音楽活動をつづけています。
「歌やダンスは、私にとって生きることと同じ。だから、どこにいてもやります」とイルマ・オスノは言います。彼女の身体にやどるアヤクーチョの暮らしと芸能とは、どのようなものでしょうか。インカ帝国で使われていたケチュア語とは、どんな言語なのでしょうか。ラテンアメリカ思想文化史を専門とし、ペルー事情に詳しい後藤雄介教授とともに語ります。音楽とダンスの実演もおこないます。
(使用言語:日本語・スペイン語 スペイン語には日本語通訳がつきます)

  *出演者プロフィール
イルマ・オスノ(Irma OSNO)
 ペルー、アヤクーチョ地方ウアルカス村生まれ。12歳までケチュア語のみを話し、地元の伝統文化のなかで育つ。戦禍を避け   て首都リマに移住後、大学で教員資格をとり、中学・高校でスペイン語教員をつとめる。同時にサン・マルコス大学で民族舞踊を学び、アヤクーチョ民族舞踊団メンバーとして活躍。2007年より秩父在住、歌手・ミュージシャンとして活動中。笹久保伸との共作アルバム『アヤクーチョの雨』(2013)に続き、本年、初ソロアルバム『タキ アヤクーチョ』をリリース。

後藤雄介(Yusuke GOTO)
 1964年、埼玉県生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。同大大学院修士課程修了。一橋大学大学院博士課程単位取得退学。1990-91年、ペルー・カトリック大学に留学。2011-12年、ペルー問題研究所の客員研究員として2度目のペルー長期滞在。現在、早稲田大学教育学部教員。専門はペルーの作家ホセ・マリア・アルゲダスを中心としたラテンアメリカ思想文化史。著書に『語学の西北──スペイン語の窓から見た南米・日本文化模様』(現代書館)、共訳書に『ホセ・マルティ選集3──共生する革命』(日本経済評論社)、ほか
 
アンデスをわたる声(PDF)

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このページに対するお問い合せ先: 國學院大學文学部 笠間研究室

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