2025年5月20日更新
観光まちづくり学部2年(2024年取材時) 河野 絢さん
幼い頃からCA(キャビンアテンダント)になるのが夢。それには英語力が必要なので、大学生になってからはお客さんの大半が外国人という飲食店でバイトをしたり、日常会話の勉強をしたりしていました。もっと英語力を高めるため、2年生後期に留学しました。
留学先はニュージーランドのクライストチャーチ工科大学に併設されているAra(Ara Institute of Canterbury)の3カ月半の英語コースです。私のクラスは20人程度で、その約半分は日本人でした。日本人が集まると日本語で話しがちです。それでは英語の勉強にならないので、日本人同士で会話するときも英語を使うようにしました。また、時間があるときは図書館や体育館に行って海外の人たちに積極的に声をかけたり、学校主催のさまざまなフェスティバルに参加したりして海外の友だちを増やすことを心がけました。
授業は9~12時、13~15時の2コマでした。午前はテキスト、午後は会話が中心の授業でした。授業内容はそれほど難しくはなく、楽しく受けることができました。
宿泊は一人暮らしのおばあさんの家にホームステイしました。そのおばあさんのイギリス訛りが強い英語が聞き取れなくて、最初の1週間は大変でした。やがて学校から帰ってきてその日の出来事をおしゃべりするなど、スムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。
留学中の一番の思い出は地元のイベントにチョコバナナの屋台を皆で協力して出店したことです。中心メンバーは日本人留学生でしたが、Araの他の専門コースに通っている地元や他国の学生たちも協力してくれました。チョコバナナを作ったことのある人は私も含め一人もいません。料理コースの学生の尽力で学校のキッチンや冷凍庫などを借りることができ、そこで試作。失敗を繰り返しながらもどうにかチョコバナナを作れるようになりました。皆で機材を運搬したり、バナナを250本も購入したりして当日を迎えました。手作りポスターやSNSでの宣伝の効果もあって、用意したチョコバナナは完売。大成功でした。
Araでのコースが修了した後、日本人の友だち3人と行ったレンタカーを借りてのロードトリップも忘れられない思い出です。日本では絶対に見られない広大な自然に大感動の連続でした。
留学中、大学の後期授業には出席できませんでしたが、単位互換の認定制度があったので、不安はありませんでした。互換の対象ではない必修科目は3年生になって1学年下の学生たちに混じって授業を受けています。大丈夫かなと多少心配していましたが、受けてみるとすぐ皆と仲良くなれて全く問題はありません。
留学して英語への自信がつきました。バイト先で留学前にはなかなか言えなかった「どこから来たのですか」「日本のどこを旅行しましたか」など、海外のお客さんへの質問もできるようになりました。せっかく身につけた英語力を落とさないように、もう一つ、空港でのバイトも始めました。
四六時中、英語に囲まれる環境に身を置くことは日本では難しい。でも、留学すれば可能です。語学の習得だけでなく、海外の友だちができたり、文化を学べたりするのもすごく楽しい。後輩たちにもぜひ挑戦してほしいですね。
語学学校Araでのイベント
学生だけでチョコバナナ屋台に挑戦
ニュージーランド旅 in Tekapo Lake
このページに対するお問い合せ先: 観光まちづくり学部
RECOMMENDS
{{settings.lead.title}}
{{{settings.lead.letter}}}
{{pages.title}}
{{articles.title}}
Language
SEARCH
{{section.title}}
{{item.tagline}}