【学生生活を楽しもう】

2025年5月20日更新

新しいことに挑戦し、充実した大学生活を送りたい

観光まちづくり学部1年(2024年取材時) 小野 櫂さん

初めての一人暮らしでホームシックになることも

 実家のある山梨県韮崎市から東京まで電車で約1時間半で来られるので、以前から東京へはライブ鑑賞や観光で時々来ていました。ですから都会の人の多さに驚くようなことはありませんでした。ただ、アパートでの一人暮らしは初めてなので、その生活に慣れるのは大変でした。

 入学したばかりの頃はよくホームシックになりました。親に連絡するのはカッコ悪いのでやめて、その代わり神奈川や東京の大学に行っている高校時代の友だちに電話して寂しさを紛らわせていました。

 食事は、入学以来ずっと夕食のみ自炊しています。といってもご飯を炊いて、肉を焼くといった簡単なものばかりですが。最近はもっと手抜きして、ご飯にふりかけをかけるだけのこともあります。洗濯は、洗濯機を回すのは簡単ですが、干したり取り込んだりするのがとても面倒。洗濯物を取り込んでもたたまずにそのままにしていることも多くあります。元々はきれい好きなほうですが、部屋はあまり片付いていないですね。

 完璧な生活を送っているとは言えないけれど、それでも自分で食事を作ったり、誰にも起こされずに朝きちんと起きたりしている自分に対して、「自立した生活をしている。大人になったなあ」と思います。

自炊した日

必修科目のゼミは友だちをつくる良い機会

 観光はとても身近なテーマだし、いろいろなことを学べそうだと観光まちづくり学部を選びました。大学のあるたまプラーザは想像していたほどキラキラした都会ではないけれど、それでも出身地の韮崎とは違って都会の雰囲気のある暮らしやすい街です。

 1年次から必修科目のゼミがあります。グループワークをするのですが、それ自体が新鮮でとても面白い。皆と協力しながら進めるので絆が生まれ、新しい友だちもできました。午後、授業がないときには、ゼミ仲間で渋谷に行って遊ぶこともあります。

 先日ゼミで、他の地域と自分の出身地を比較する授業がありました。韮崎には桃畑がたくさんあるなど豊かな自然に恵まれているけれど、それ以外はこれといったものがまだうまく見つけられていません。今は、やはり都会のほうがいろいろなものが揃っていると感じています。都会への憧れから韮崎を離れた僕ですが、以前にもましてこのまま都会にいつづけたい気持ちが強くなっています。

 ゼミ以外で楽しく学んでいるのが第二外国語です。K-POPなどで高校生のときから興味を持っていた韓国語を選択しました。新しい言葉に触れることは大きな刺激になります。

 春休みには高校時代の友だちと北海道旅行を計画。冬にはスノーボードをしに行こうと大学のゼミ仲間と話をしています。ギターもやってみたいし、サーフィンもしたい。僕が今一番はまっているのがビンテージデニムなど古着です。休みの日には古着屋やフリーマーケットに行って掘り出し物を探しています。最近は雑貨集めにもはまっています。とにかく、大学生の間に海外も含めていろいろなところに行ったり、さまざまなものを見たり経験したり、新しいことにたくさん挑戦したい。

 入学したと思ったらもう1年が終わろうとしています。最近、「この1年間何もしなかったなあ」と焦り始めています。この調子だと4年間があっという間に過ぎてしまいそう。無為に過ごしてはいけないと自戒しています。

最近はまっている雑貨集め

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