児童たちとの触れ合いは新たな発見の連続。

2017年3月25日更新

練馬区立富士見台小学校 勤務
星 加奈子さん 人間開発学部初等教育学科 平成25(2013)年3月卒業

小学校の教員を志していた私は、学生時代に児童と接する機会をより多く持ちたいと考え、ゼミの先生にボランティアとして関われる小学校を紹介していただきました。教員という職業への憧れだけで突き進んできた私は、そこで初めて、児童と向き合う難しさに直面しました。年の離れたお姉さんとして仲良くなるのと、教員として心を開いてもらうのは全く異なるのだ、と。それは学生時代に得た財産とも言える “気付き”の瞬間でした。また、教員採用試験の模擬テストで満足のいく結果が得られずにいたときは、図書館でともに勉強した友人や、論文テストのアドバイスをしてくださるボランティア先の小学校の先生方の存在が大きな励みとなりました。

卒業後は1年間の期限付採用を経て現在の勤務先に至り、ここで2年目を迎えました。初年度は担当した3年生の児童の方が学校について詳しく、2年目の今年は、担任を務める1年生たちと最初は会話も苦労するという状況でした。まさに悪戦苦闘の日々で、相談に乗っていただける先輩方の存在のありがたみが骨身に染みています。今は試行錯誤を繰り返す自分ですが、ゆくゆくは児童たちが主役の授業を演出できる教員になりたいと考えています。

 

私が思う「國學院らしさ」

人との豊かなつながりが生まれます。

学部学科の同期や部活動の仲間など、学生時代の4年間では出会いに恵まれたことを強く実感しており、今後も一期一会を大切にしていきたいです。

このページに対するお問い合せ先: 人間開発学部

MENU