証券会社での業務の礎は
実践的な知識と思いやりの心

2021年6月24日更新

野村證券株式会社 国内IT戦略部 勤務 [取材時] 阿部 翔太 さん 経済学部経済学科 (2017年卒業)

 4年間の学びにおいて印象深く、現在の実務にも直結しているのが、統計学と会計管理(簿記)です。統計学の知識は、証券会社の営業という立場でお客様に商品を販売する際に欠かせません。値動きを可能な限り正確分析するスキルが役立ちます。一方、企業の家計簿と言われる会計管理の知識に予測し、お客様の信頼を得るために、過去のデータを統計的には、個人だけではなく、法人のお客様に対して決算書を基に経営アドバイスを行う際に有用です。会計学を応用する力を身に付け
ていたおかげで、スムーズに決算書を読み解くことができています。

 実践的な知識以外に大きな宝となっているのが「人を思いやる心」です。「思いやり」が学びのキーワードの一つになっているのは、日本人の精神を重視する國學院大學ならでは。国籍も人種も様々な社員が共に働く職場環境では、他者の文化を理解し、互いへの思いやりを持つことが不可欠です。どんなお客様相手でも、投資への不安を解消する一番の方法は、誠意ある心からの対応だと思います。常にこの「思いやり」を忘れず、将来会社をけん引していく立場になることが、今の私の目標です。

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