大学の学びから興味を広げ、自分の道を見いだす。

2018年6月4日更新

キューピー株式会社 ロジスティクス本部企画部 業務管理チーム勤務[取材時]  大野 博美さん

私と今の仕事を結び付けてくれたのは、大学時代に所属していた東海林孝一先生の「管理会計」ゼミでした。東海林ゼミの春・夏の集中合宿で、チームを組んで架空の株式会社を設立し、商品の値段や売るタイミングを決めるビジネスゲームを行いました。会社の経営状態を表す損益計算書を作成し、他のチームと業績を競うものでしたが、この体験を通して、仕入れや製造の段階から企業活動に関わりながら、業績や品質の向上を視野にコストをコントロールし、その動きや効果を目の当たりにできる「コスト管理」の仕事に大きな興味を抱くようになりました。これを機に、「企業名」や「業界」ではなく、「コスト管理」に関われる仕事を目指すという就職活動の軸が定まりました。また、将来の目標へのきっかけをもらっただけでなく、ゼミで履歴書の指導を受けられたことや、模擬面接で鍛えられたことも、志望通りの仕事に就くための強みになったと思います。
私は現在、商品(在庫)を通して社内の動きを俯瞰的に見るロジスティクス本部企画部に所属し、商品を効率的にお客さまへお届けするまでのコストの算出・管理業務に携わっています。また、商品をより効率的にお届けするための配送ルートの見直しや、輸配送に適した商品積み付けの提案なども業務の一環として取り組んでいます。「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって世界の食と健康に貢献するために、正確で効率の良い物流の仕組みは絶対条件。企業理念を支える核の一つである部門で働けることに、私は責任と誇りを感じています。今後もロジスティクスの部門でさらに経験を積み、自ら提案を行える人間に成長し、会社はもちろんですが、社会にも貢献したいと考えています。

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