山田 佳弘

教授

山田 佳弘

ヤマダ ヨシヒロ

所属
人間開発学部 健康体育学科
研究分野
運動生理学、体育方法学(弓道)
  • 研究・教育活動

    学位

    体育学修士

    研究テーマ

    論文

    「人間開発学部学生の体力測定結果と主観的健康観や運動頻度との関連」(2010/02/28)

    大学授業における弓道の初心者一斉指導法の開発 -矢束紐装着の実射による「会」形成の有効性-(2009/09/30)

    著書

    イギリス弓道界の活動状況と教育プログラムの現状 -学習を促進させるための教育プログラムの導入ー(2017/02/28)

    判り易い弓道の初心者指導プログラムのための補助教材導入(2014/12/28)

    社会貢献活動

    町田市体育協会主催弓道初心者教室 主任講師

    町田市体育協会主催弓道初心者教室 講師

    詳細を見る

教員からのメッセージ

 授業において気をつけていることは、高校までの正課体育の嫌なイメージを打ち消すことです。特に、メジャーなスポーツ種目はあまり好きではありません。どちらかというとマイナーなスポーツや新しいスポーツに魅力を感じます。
 弓道などはその典型ですね。あまり良く知られない古臭く、堅苦しいものと思われがちです。でも、やってみると意外な面白さや発見があり、スリルや興奮もあります。それに頭脳も使います。
 また、最近では新しいスポーツが「ニュースポーツ」として色々と誕生してきています。例えば、メジャーなスポーツを年齢や体力的な問題、施設の関係から正規のルールでは楽しめなくなったことからルール変更をして新しく生まれたスポーツがそれにあたります。その他にも2つのスポーツをドッキングさせたもの、遊具が発展したもの、全く新しい発想から生まれたもの。
 色々なスポーツの楽しみ方があっていいし、メジャースポーツや既成のルールにこだわることはないのではないでしょうか。要するに『どういうふうに運動を楽しむのか?』 という頭の柔軟性が重要で、死ぬまでスポーツを身近な友として親しむために必要なのです。こんな事を授業の中で感じてもらいたいと思います。

 自分の研究は弓道に関することです。弓の実力がなかなか向上しないのは、『自分が気づいていない何かがあるから』、それを稽古の中だけではそう簡単には発見できません。人間の身体が弓を引く時にどんな変化をしているのか、またはどんな動かし方をしたら的中が向上するのか?  科学が進んだ現代においても弓道界では、感覚的、経験的な捉え方が主流です。少しでも上手くなるために身体をどう操れば良いのかを少しでも客観的に見つけていきたいと思っています。最近は、呼吸について調べています。

山田 佳弘 教授 の記事

他の記事を見る

MENU