教授
谷口 康浩
タニグチ ヤスヒロ
- 所属
- 文学部 史学科
- 研究分野
- 日本先史考古学
-
研究・教育活動
学位
博士(歴史学) (2005年7月 國學院大學 文乙第211号)
研究テーマ
論文
考古学からみたDNA分析(2024/04/20)
勝坂と阿玉台-土偶表象に表れた文化生態的差異-(2024/01/20)
著書
清瀬市史 資料編7 考古(2024/03/31)
居家以岩陰遺跡Ⅲ 第4次・第5次発掘調査報告書 補遺編[動物遺存体](2024/02/29)
教員からのメッセージ
ゼミについて
縄文文化についての優れた研究論文を読みながら、先史考古学の資料、考え方、研究法を基礎から学ぶ場です。演習発表と討論を通して、論文を読み理解する力やプレゼンテーションのスキルを磨き、それらの力を自分自身の卒業論文の研究構想へとつなげてもらうことが、私のゼミの目標です。
研究について
専攻分野は先史考古学、とくに縄文文化の研究。縄文時代は日本固有の生活文化の原型と地域的な多様性が形づくられた時代です。縄文時代の考古学は、縄文土器の型式編年や個々の遺物研究が主流であった初期の段階を過ぎ、生態・技術・経済・社会・イデオロギーなどの領域へと研究を深化させてきました。「縄文文化とは何か」というテーマを総合的に追究しながら、日本の先史時代の特質について研究しています。
受験生や学生に一言
考古学を学びたいのなら机上の勉強だけでは駄目です。考古学の研究資料は、遺跡やそこから出土するさまざまな物質資料です。出土遺物をじっくり観察したり、遺跡の発掘調査に参加して、資料の見方や必要な情報の集め方を知り、考古学の研究法・思考法を実践的に学びとっていくことが大切です。國學院の考古学コースは実際にそれができるカリキュラムを用意していますから、考古学を基礎から学べます。