第14回「地域の伝承文化に学ぶ」コンテスト結果発表

2018年12月25日更新

 各地域に伝わる昔話や伝説、郷土料理、方言などの身近な「地域社会」に目を向け、文化を掘り起こし向き合うことによって、自分たちにできることを考えるという目的のもと開催されている『「地域の伝承文化を学ぶ」コンテスト』(國學院大學・高校生新聞社主催)。各賞ならびに学校賞が決定し、2018年12月2日(日)には國學院大學渋谷キャンパスで表彰式が行われた。応募数の詳細と各賞の結果は以下の通り。

【応募総数】 728作品
内訳  
地域文化研究部門(団体) 36作品
地域文化研究部門(個人) 449作品
地域民話研究部門(団体) 36作品
地域民話研究部門(個人) 195作品
学校活動部門 12作品

折口信夫賞

宮地集落の民俗誌 富山県 砺波高等学校 2年文系・歴史民俗班

地域文化研究部門(団体)

最優秀賞 宮地集落の民俗誌 富山県 砺波高等学校 2年文系・歴史民俗班
優秀賞 広めよう!みゃーくふっと先人の郷土文化 沖縄県 宮古総合実業高等学校 生活福祉科
優秀賞 平成最後の“祖父江の虫送り” ~杏和高校 繋がりを求めて~ 愛知県 杏和高等学校 地域研究グループ
佳作 2020東京大会に向けて全国・全世界に発信したい三島-沼津間6.6kmの道 静岡県 沼津城北高等学校 情報メディア部
佳作 自分たちの足元をみつめる~我が家のお雑煮から“今”を考える~ 愛知県 杏和高等学校 旧2年3組お雑煮調べ隊
入選 ふるさとの宝物探し 岐阜県 益田清風高等学校 地域研究
入選 伊勢神宮にまつわることについて 東京都 香蘭女学校高等科 伊勢研修

地域文化研究部門(個人)

最優秀賞 漬物で語る~「知らない」と「忘れる」に立ち向かう人々~ 飯田 真世 愛知県 杏和高等学校 3年生
優秀賞 福井県敦賀市の伝統行事、「敦賀まつり」について 荒殿 一花 東京都 広尾学園高等学校 2年生
優秀賞 変化していく音頭~音頭から始まる流行音楽のかたち~ 武井 千夏 愛媛県 済美平成中等教育学校 4年生
佳作 関西弁は日本語習得の良いツールとなりえるのか 弓場 鈴響 東京都 渋谷教育学園渋谷高等学校 2年生
佳作 報恩の民『台湾少年工』は日本統治時代における犠牲者でしかないのか 矢川 優里 神奈川県 横浜国際高等学校 3年生
入選 蜂須賀家政の墓を探る 江川 美結 徳島県 徳島文理高等学校 2年生
入選 屋久島の郷土料理を伝えるよりよい方法を探る 福元 美那 鹿児島県 屋久島高等学校 3年生
入選 伝承されていく津軽三味線 古川 弥音 青森県 五所川原第一高等学校 1年生
入選 海童神社について 北畠 來夏 青森県 五所川原第一高等学校 1年生
入選 一本タモ 工藤 千愛 青森県 五所川原第一高等学校 1年生

地域民話研究部門(団体)

優秀賞 おたちきさん~なぜ、五百年以上祀られ続けてきたのか?~ 愛媛県 西条高等学校 地域・歴史研究部
優秀賞 民間に根付く妖狐妖狸伝 群馬県 高崎商科大学附属高等学校 社会部特選・特進男子
優秀賞 ‘「あくねのなな不思議なおかし」~阿久根の七不思議を調べて~ 鹿児島県 鶴翔高等学校 郷土芸能同好会
佳作 高尾山の天狗伝説 東京都/神奈川県 共立女子第二高等学校/桐蔭学園高等学校・高尾研究会
佳作 衛門三郎伝説 愛媛県 東温高等学校 郷土芸能部

 

地域民話研究部門(個人)

最優秀賞 「鬼」考~今昔物語集と民話における~ 大和田 一稀 東京都 世田谷学園高等学校 2年生
優秀賞 河口湖天上山に伝わる『カチカチ山伝説』の真相 廣瀬 香奈 山梨県 吉田高等学校 3年生
優秀賞 澤様と人々の思い 木村 心優 愛知県 杏和高等学校 2年生
佳作 六合物語~これを語りて柳田國男を戦慄せしめよ~ 小杉 恒太 群馬県 高崎経済大学附属高等学校 3年生
佳作 箱根における九頭龍伝説 石田 瑠奈 神奈川県 鎌倉女子大学高等部 2年生
入選 伊能忠敬の腰掛け石伝承について 谷口 生貴斗 福岡県 修猷館高等学校 2年生
入選 七夕のはじまり 今井 真琴 青森県 五所川原第一高等学校 2年生

学校活動部門

優秀賞 妖怪「地域興し」~山城の妖怪を活かした観光地づくり~ 徳島県 池田高等学校・探究科
優秀賞 白文鳥の町弥富を再び~弥富文鳥文化復活を目指して~ 愛知府 佐屋高等学校・文鳥プロジェクト

 

入賞作品集について

 入賞作品を紹介した「地域の伝承文化に学ぶ」コンテスト作品集を作成します。(2月下旬刊行予定)
 佳作までの応募動機と作品・研究内容、今後の課題を収録しています。
 ご希望の方は、希望部数と送付先を下記広報課までご連絡ください。送料等無料でお届けいたします。 
 ※上記受賞者の方には、学校宛に1部、本人宛(学校経由)に1部、贈呈いたします。

このページに対するお問い合せ先: 広報課

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