異文化をもてなす、寛容の眼差し。

2017年3月25日更新

グランドプリンスホテル新高輪 宿泊2 クラブフロア担当 勤務
松平 英理奈さん 文学部外国語文化学科 平成26(2014)年3月卒業

 「自分がお迎えしたお客様は、最後まで責任を持つ」職場で、ハイクラスの客室専用の受付やラウンジ管理を担当しています。海外からのゲストも多く、中には日本人の感覚ではマナー違反に映る行為をされる方もいます。そんなときには、ネガティブな感情を抱く前に、文化や慣習の違いがあることを念頭に、冷静に対応するようにしています。その度に外国語文化学科で身に付けた異文化への理解、多様な価値観を寛容に受け止める姿勢や、一つの物事を多角的に捉える柔軟な視野が、今の職場でも活きていると感じます。

ホテル業界に興味を持ったのは、大学のキャリアサポート課の方のすすめで参加した、品川プリンスホテルでのインターンシップがきっかけでした。事業戦略型セミナーやさまざまな部署で活躍する社員の方との交流は、北海道短期大学部から編入してきた私にとって大きな刺激であり、社会で働くことを真剣に考える転機にもなりました。

仲間と共に伸びやかに学び、自立心を培った北海道短期大学部での2年間。そして、学びを深め、学内外でさまざまな経験を積んだ大学での2年間。國學院大學での日々と、多くの出会いが、今の社会人としての私の土台となっています。

私が思う「國學院らしさ」

穏やかな空気が流れ、居心地が良い。
渋谷キャンパスが都心にありながらも落ち着いた雰囲気なのは、神道の息吹きが流れるか
ら。編入した私も、すぐになじむことができました。

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