語学留学で知った「異文化」と「日本」

2018年6月15日更新

【外国語文化学科】外国語文化コース4年(インタビュー当時) 浜野 沙恵さん

  日本のことをしっかり学べる國學院大學。留学志望が強かった私とはかけ離れた存在だと思っていましたが、英語に特化した学校より多くのことが学べていると実感しています。「ザ・外国思考」ではないからこそですね。

  3年を終えて1年間休学し、米国の語学学校へ留学しました。英語に自信がなく、一度は留学を諦めかけていましたが、授業で異文化の話を聞くうちに興味がかき立てられ、背中を押されました。最初の3カ月は「来なきゃよかった・・・」と後悔もしましたけど(笑)。

  授業での学びが生きたこと・・・例えば、外国人特有のパーソナルスペースの話です。留学先で相手に嫌そうな顔をされたときに「パーソナルスペースってこういうことなのか」と気づきました。学びがなければ、「嫌われているのかな?」と不安になっていたかもしれません。

  大学のプログラムを使わず自分で留学先を手配し、一人で行ったことが貴重な経験になりました。準備の過程から学んだこともたくさんあります。留学中に辛い思いや失敗を経験し、アジア人差別にも直面して成長できたので、「どんなことでも突破できる」と自信を持てるようになりました。留学先にはいろいろな国の学生がいたので、異文化コミュニケーションを学べたと同時に、世界情勢や自国をもっと知ることの大切さも理解できたので、英語以外の外国語にも挑戦したいと思っています。

外国語文化学科を漢字一文字で表すと「自」

 学習や留学を通して自立できる学科です。必修授業が多いので、行動するきっかけをもらえます。でも、動くのは自分次第です。

このページに対するお問い合せ先: 文学部資料室

MENU