裁判に必要とされる深い知識と
俯瞰的な視点で法廷を支える。

2021年6月24日更新

東京地方裁判所(裁判所事務官) 勤務 (取材時) 根本 未久さん 法律学科法律専門職専攻 (2013年卒業)

 大学進学前から裁判に興味があった私は、基礎科目を少人数で受講できる法律専門職専攻に魅力を感じ、國學院大學への入学を決めました。基礎科目で最高裁判所の構成や憲法などについてしっかりと学び、応用演習では憲法に関わる様々な事項について先生方や学生同士で意見を交わし、知見を深めました。このような大学での学びが、現在の仕事においても糧となり、知識として活かされています。

 裁判では、裁判官以外の裁判所職員にもそれぞれ役割があります。最高裁判所勤務時は、各関係者が各々の役割を法廷で果たし、滞りなく裁判が進行するよう補助することが大きなやりがいでした。

 國學院大學での学びにおいて身に付いたと実感するのは、視野の広い柔軟な思考と行動力です。裁判補助は、進行している裁判に対し臨機応変な対応をすることが求められるため、これらの能力は必須です。時代に合わせて変化していく裁判に関わる人間として、身につけた力を武器に私自身も進化し続けたいと思います。

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