2020年6月24日更新
母子家庭で周囲に支えられながら成長してきた私は、「人や社会のために働き、世の中に恩返しをしたい」との思いから政治専攻に進み
ました。印象深いのは、1年次に国会議員事務所で行った「政治インターンシップ」です。この実習で得た経験と仕事への視座は、生涯の
財産になりました。業務は広報物の袋詰めから電話対応まで初めてのことばかり。委員会への代理出席や議事録作成を任されることもあり、言葉遣いから文書の扱いまで、社会人の基礎をたたき込まれました。2012年11月には、野田総理(当時)による衆議院解散を議員会館で経験。対応に奔走する議員や秘書の方々を目の当たりにし、「政治は生きものなんだ」と痛感しました。そのような日々から得たのは、「仕事はサポート次第で変わる」という教訓です。議員が有能でも、秘書の動きが悪ければ効率は下がる。世の中を変えるには、リーダーの働きを支える役割も重要なのではないか--そうした気付きから、インターンシップ終了後も学生秘書を続け、さらに多くのことを学びました。
その後、まちづくりによる社会貢献に興味が広がり、東急建設へ入社。都市開発支店で主に鉄道土木の事務として現場を支える傍ら、ICT(情報通信技術)化をテーマに社内のプレゼン大会にも取り組み、その発表がきっかけで2019年4月に社長秘書になりました。異例の人事でしたが、リーダーを支える環境づくりはずっと追究してきた自身のテーマなので、戸惑いは感じませんでした。現在は最先端のテクノロジーを学ぶため、大学院に通いながらボランティアなどの社会活動も続けています。「自分次第で世界は広げられる」というのが私の信条。学んだことを還元し、さまざまな人・もの・ことをつなぐ社会貢献を、今後も模索していきたいと考えています。
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