教授
野村 一夫
ノムラ カズオ
- 所属
- 経済学部 経営学科
- 研究分野
- 知識の社会理論、役割理論、社会学教育、メディアコミュニケーション、ダブルスタンダード、医療社会学、ネット文化論、大人論、メディア教育、知の理論
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研究・教育活動
学位
文学修士
研究テーマ
知識の社会理論
メディアコンテンツの視点から現代の情報環境を批判的に理解することである。社会を構成する言説構造を知識社会学的に読み解く研究である。その理論的支柱を「社会知の理論」として整備する。
役割現象論
博士前期課程は社会学史専攻であった。指導教授はジンメル研究の泰斗・阿閉吉男教授である。マンハイム全集を刊行したばかりの樺俊雄教授にはファシズム論を、ジャーナリズム論の論客であった新井直之教授にはG.H.ミードの『精神・自我・社会』の詳細な読解に影響を受けた。この時期はドイツ社会学の巨匠たちについて学ぶと同時にパーソンズとマートン以降のアメリカ社会学についてかなりの情熱を持って学んだ。修士論文では、これらの理論的知見を役割現象論として集約させた『役割現象の被媒介構造』を提出した。博士後期課程において、
論文
シブヤイーストのメディア文化論的構築のためにーソーシャルな物語としての渋谷らしさ(2015/02/28)
「社会学を伝えるメディアの刷新」(2008/03/31)
著書
渋谷において本はいかに扱われているか:基礎演習Bオクトーバー・プロジェクト(2017/02/28)
菅井益郎教授の8つの物語 ロングインタビュー(2017/02/28)
教員からのメッセージ
社会を形作っているのは言葉です。言葉はそれぞれつながりを持ち、相互に関連する生態系を構成しています。私はそこに注目して、とくにメディア空間に偏在する特定の塊を分析対象にして研究してきました。私の考えてきたことは「ソキウス」(https://socius.jp)というサイトに記録してあります。SNSもあれこれやっています。@nomurakazuoか@socius.nomuraで検索してみて下さい。