細谷 圭

教授

細谷 圭

ホソヤ ケイ

所属
経済学部 経済学科
研究分野
マクロ経済学、公共経済学
  • 研究・教育活動

    学位

    博士(経済学) (2003年3月 一橋大学 経博第27号)

    研究テーマ

    論文

    Importance of a Victim-Oriented Recovery Policy after Major Disasters(2019/05/01)

    大学院への(での)マクロ経済分析道具箱(2)(2018/09/30)

    著書

    医療経済学15講(2018/11/10)

    日本経済論(2017/04/01)

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教員からのメッセージ

大学というところは,・・・

 大学というところは,当たり前のことですが,学問を探究する場です。このことを忘れてはいけません。皆さんが究めようとする経済学は,世間一般ではかなり狭く捉えられているような気がします。学生たちに尋ねると,「経済学イコール財政・金融の勉強」と考えている人も少なくありません。でも実は,経済学は本来とても幅広く奥行きのある学問です。そのため経済学に唯一の定義を与えることは難しいと思われます。私なりの定義は,ある制約下においてより良い選択をするための学びが経済学,というものです。さまざまな制約条件下で意思決定をするのは,国家も企業も個人も同じです。経済学の学びの中で身に付けた考え方は,将来,必ず皆さんの役に立つことを約束します。

 大学というところは,学校教育と社会との結節点でもあります。つまり,学問探究だけではなく,大人になるための最後の準備をする場だともいえます。これまでの人生で躾けられてきたこと,学んできたことの最終チェックを行ってください。チェックにより問題が見つかったら,すみやかにそれを修正しましょう。そうしたきっかけをつくってくれるのは,皆さんの周囲にいる先生や友人たちです。

 大学というところは,本当に楽しいところです。気力・体力が充実し,自由で余裕のある時間が十分に与えられるのは,おそらく多くの人にとって人生後にも先にも大学時代しかないと思います。まずはこの希少な時間を満喫してください。ただし,ただ満喫するだけでなく,自分にとっての優先事項は何なのかをつねに考えながら行動してみてください。一つ重要な助言をしておきたいと思います。決して良いことだと思いませんが,私たちの生きる日本の社会はやり直しがききにくく,職業や職種が老後の人生までも大きく規定する社会の構造になっています。たとえば,社会保障制度のしくみと内容などをみればそれは明らかです。よって,大学時代の投資が将来を買うことにつながるのです。日々の楽しさを味わいつつも,優先事項も考えて,バランスのとれた有意義な大学生活を送ってほしいと思います。

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