教授

大西 祥惠

オオニシ ヨシエ

所属
経済学部 経済学科
研究分野
労働経済、社会政策
  • 研究・教育活動

    学位

    博士(経済学) (2006年3月 大阪市立大学 第4809号)

    研究テーマ

    論文

    ターゲット型施策に関する一考察:地方自治体による無料職業紹介事業を事例として(2016/12/24)

    「佐賀における貧困、生活困窮対策についての一考察:社会的排除とワークフェア」(2016/03/31)

    著書

    『今日の被差別部落におけるひとり親家族の生活実態調査』(2013/12/01)

    『大阪社会労働運動史第9巻』(2009/12/01)

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教員からのメッセージ

労働について考える
 皆さんは、「労働」ときくとどのようなイメージをお持ちでしょうか。労働というとややとっつきにくいと思う人もいるかもしれませんが、労働は大学生の生活にとってはとても身近なことです。というのも、大学生でアルバイトをしている人はたくさんいますし、大学生活の終盤には「就活」とよばれる、卒業後の進路を決めるための活動に取り組む人がたくさんいるからです。
 ですが、身近なわりには、労働についてさまざまなルールが設定されていることを十分に知っている大学生は少ないのではないでしょうか。例えば、労働基準法では労働時間、退職や解雇に関するルールが明示されていますし、労災保険法にはアルバイトも含めて仕事中にけがをした際にどのような保障が受けられるかが書かれています。また、最低賃金法では、賃金の最低ラインが定められることになっています。
 ところで、労働についてのさまざまなルールを学ぶ機会が十分に保障されないなかで、場合によっては不当な労働条件でのアルバイトであるかもしれないにもかかわらず、多くの大学生はかなり一生懸命にアルバイトに取り組んでいるように見受けられます。その理由のなかには、労働を通して社会とつながることの面白さや、周囲の人に自分の貢献を認められることによって感じるやりがいなどが含まれているものと思われます。残念ながら、企業のなかにはこの大学生の気持ちをうまく利用して、大学生を「使い捨て」にしてしまうようなところもあります。
 そういった悪質な企業をしっかり見抜いていただくとともに、改めて皆さんの活躍の場を考えてみてもらえたらと思います。皆さんは、これからの人生における貴重な数年間を大学生として過ごします。大学には皆さんの活躍の場がたくさん用意されています。そうしたことも念頭においていただいたうえで、一緒に労働について考えてみませんか。

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