土佐 秀里

教授

土佐 秀里

トサ ヒデサト

所属
文学部 日本文学科
研究分野
日本上代文学
  • 研究・教育活動

    学位

    修士(文学)

    研究テーマ

    万葉集を中心とする日本上代文学の研究 とくに律令国家体制のなかの「歌」の機能と意味についての研究

    作品読解・表記と訓読・語の意味などについて毎年論文を執筆・公刊している。

    論文

    長田王「筑紫水島歌群」の地政学―景行天皇熊襲平定伝承の再生―(2020/02/01)

    「兎道のみやこ」考―額田王「宇治歌」と菟道稚郎子伝承―(2019/11/01)

    著書

    律令国家と言語文化(2020/02/22)

    「東京文学散歩」(2014/03/01)

    詳細を見る

教員からのメッセージ

万葉集は謎だらけである。書名からしてよくわからない。「萬」であるべきか、「万」でもよいのか。「葉」とは、「歌」なのか、それとも「時代」なのか。だいいち、「集」とは何の集なのか。和歌集でいいのか。(でも漢詩も手紙もショートストーリーも載ってるし。) 中身も謎だらけで、東の野に立った「炎」とは、水蒸気なのか、太陽の光なのか(たき火だという説もある)。「紫のにほへる妹」とは、紫色のイメージなのか、それともムラサキの「白い花」のイメージなのか。「衣干したり天の香具山」とあるが、なぜ衣を干すと、「夏が来た」とわかるのか。春は洗濯物を干さないのか。そもそも山のどこに、どう衣を干すというのか。頂上か、中腹か。木の枝に干すのか。…さっぱりわからない。 もう20年以上も万葉集を読んでいる(ふりをしている)が、いまだによくわからないことだらけで、困ってしまう。いや、むしろ、だんだん謎が深まっているような気もする。誰か助けると思って、いっしょに謎を解いてくれませんか。

MENU