中田 有祐

准教授

中田 有祐

ナカタ ユウスケ

所属
経済学部 経営学科
研究分野
財務会計、国際会計
  • 研究・教育活動

    学位

    修士(商学)

    研究テーマ

    論文

    ビジネスモデルに基づく測定分類と会計情報の有用性(2016/02/25)

    概念フレームワークの開発とUnit of Account―IASBの概念フレームワーク公開草案を中心として―(2016/02/25)

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教員からのメッセージ

会計とは何か

 みなさん、はじめまして。私は、財務会計に関する講義を担当していますので、ここでは、「会計とは何か」について簡単に紹介したいと思います。
 みなさんの中には、「会計って難しい」「イメージが湧かない」といった先入観を持っている人もいるかもしれません。ですが、実は、会計は、みなさんの身近なところでも役立っています。たとえば、お小遣い帳や家計簿も、お金の出入りを記録して、その使い道について評価・分析して、今後のお金の使い道に関する計画を立てるのに役立てるものですから、これらも立派な会計のツールなのです。
 また、サークルやゼミに入ると、サークル単位、ゼミ単位でお金を集めて管理する必要がありますので、そこでも、お金の出入りや使い道を記録し、評価・分析するツールが役立ちます。さらに、サークルやゼミでは、自分で評価・分析するのみならず、他の友達やゼミの先生などに、お金の出入り・使い道について、報告する必要が出てきます。そのときには、「前年度の余りが○○円あって、今年度○○と△△に使って、来年度に繰り越す余りが□□円ある」といったように、お金の出入りを漏れなく表などにまとめて報告し、私用で使い込んでしまった等の不正利用がなかったことを認めてもらわなければなりません。
 このサークルやゼミの規模をさらに大きくしていったものが企業の会計になります。企業の会計は、現金や財産の出入り・使い道について社内で評価・分析し、経営計画を立てる局面(「管理会計」)と、企業の外部者、すなわち企業の関係者や株式を買ってくれる投資家に向けて、それを報告する局面(「財務会計」)の2つに分けられます。このうち、後者が、私の担当する分野となります。
 以上、とりとめもなく会計について紹介してきましたが、会計がどのようにみなさんの生活や社会で役立っているかについて、何となくイメージが湧いたでしょうか。この文章が、みなさんの履修選択に少しでも役立てば幸いです。
 それでは、4年間、目一杯キャンパスライフを楽しんでください。

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