中曽根 玲子

教授

中曽根 玲子

ナカソネ レイコ

所属
法学部 法律学科
研究分野
会社法、金融商品取引法(資本市場法)
  • 研究・教育活動

    学位

    法学修士

    研究テーマ

    論文

    「違法な公開買付けと議決権行使の可否」(2021/10/30)

    「新株発行無効の訴え・不存在確認の訴えと株式の効力」(2019/03/20)

    著書

    『金融商品取引法の理論・実務・判例』(2019/12/20)

    『現代企業法・概説シリーズ4 金融商品取引法』(2008/03/01)

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教員からのメッセージ

 会社法は営利追及の企業のための法律だからという一点だけで、毛嫌いする人がいますが、大学で会社法の講義を受けると、目からうろこの経験をするかもしれません。株式会社の存在如何によっては、私たち一人一人の生活がまさに大きく左右されます。
 会社の営利とは、株主利益の最大化のみでもないし、会社は経営者の持ち物でもありません。とりわけ、株式会社を操る者のモラルや規制は重要で高水準のものが求められています。にもかかわらず、規制緩和という標語の下で、会社法が改正されていますから、従来の理論や解釈を見直し、新たな理論をいかに構築していくのか、その力量が問われています。
 私の担当する講義・演習は、こうした観点から進めていきます。またj上場会社等には、会社法以外に金融商品取引法が適用されますので、より複眼的に株式会社を知ることができるように材料を提供しています。
 会社法はかなりのボリュームですが、柔軟な発想が大事な、面白い法分野だと実感してもらえると嬉しいです。

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