武田 秀章

教授

武田 秀章

タケダ ヒデアキ

専門分野
神道史、国学史
本学就任
1996年04月01日
担当教科
神道史学演習1、神道史学演習2、古典講読1、神道古典、前期課程・神道古典研究(演習)、後期課程・神道古典特殊研究(演習)
プロフィール
國學院大學神道文化学部学部長・教授。1957年生まれ。國學院大學博士課程修了。神社新報社、神社本庁を経て1996年に國學院大學文学部神道科就任。

著書・論文紹介

 幕末の動乱から帝国憲法制定に至る政治過程を概観し、天皇奉戴によって推進された「明治の国作り」の歴史的意義を再考した。

 「五箇条の御誓文」は明治新政府の出発宣言である。講演では、御誓文「万機公論」条を培った幕末維新の波乱の歴史を辿り、「公議輿論」政治の実現を模索した先人の苦闘の跡を辿った。併せて、天皇と「公」の関わり、「天皇の祭り」とわが国の「まつりごと」との関わりについても、いささかの考察を巡らした。

靖国神社の宗教的・文化的背景を、(1)「英霊追悼の由来」、(2)「死者を「神」としてお祭りする文化」、(3)「死者に対する考え方は国によって違って当然」、(4)「靖国神社と鎮霊社」、(5)「鎮魂の伝統」、(6)「死者の魂と生者の魂が行き交う祭り」(7)「天皇と国民が戦没者を追悼する国柄」 の各節において、神道学の立場から概観した。結びでは、「近代日本における靖国神社の創祀」は、「古代日本における伊勢神宮の創祀・式年遷宮の立制」にも呼応するような精神史的事件であったのではないか、日本の古代は伊勢神宮を在らしめ、日本の近代は靖国神社を在らしめた、とさえ言えるのではないか、という趣旨の問題提起も行った。

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教授からのメッセージ

自分を軽蔑するほど簡単なことはなく、自分を正当に尊敬するほど難しいこと はありません。自分の本当に求めているもの、自分だけの可能性の芽を探し当ててください。かけが えのない「内なる芽」を、生涯かけて大切に育み、豊かに結実させてゆきましょう。 神道は、「天地初発」(『古事記』)以来、連綿と蓄積されてきた日本人の生命記憶の総体です。神道 を学ぶということは、この無限の生命記憶から、生きる力を汲み上げてゆくということにほかなりま せん。健闘を祈ります。

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