教授

石本 道明

イシモト ミチアキ

専門分野
中国文学
本学就任
1989年04月01日
担当教科
中国文学通史、中国文学史1(2)、楚辞演習、中国文学演習4、詩経演習、中国文学演習1、卒業論文1、中国文学概説、卒業論文2(3年次)、卒業論文、卒業論文2(4年次)、前期課程・中国文学研究1(演習)、前期課程・漢文学研究A(講義)、前期課程・漢文学研究B(講義)、前期課程・漢文学概論A(講義)、前期課程・漢文学概論B(講義)後期課程・中国文学特殊研究1(演習)

著書・論文紹介

江戸期の儒者・淺見絅齋著『楚辭師説』に関する研究。江戸期の楚辞注釈書総覧、『楚辭師説』と文選読み、『楚辭師説』註釈の特徴、絅齋における「切ない心」と「忠」との関係、朱熹学論との相違について考察した。

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教授からのメッセージ

「君たちとともに大学をつくりたい」
 入学した君たちは大学生になったのではない。「國學院」の学生になったのである。世に言う普通の大学生になりたいなら、本学科は不向きである。なぜなら、本学には他大学にはない個性があるからである。國學院は言うまでもなく私学であり、私学であるなら個性がなければ、存立理由がない。その個性とは、大学全体にとっては建学の精神であろうし、学科にとってはオリジナルな学問であろう。國學院はその点では際立った伝統を持っている。
 しかし、大学も学科も、ましてその個性は目に見えるかたちで存在するのではない。目に見えるものは校舎であり、教室であるが、それが大学なのではない。そこに集う教師と学生との関係の中に、実体があるのであって、日々の講義にやどるものなのだ。つまり、お互いの積極的な働きかけが、不断に行われなければ、大学はすぐに形骸化する。だからこそ、私は講義を情熱を持って行いたいと考えているし、そのための努力は惜しまない。そして、忍耐強く粘り強く指導に当たるつもりである。
 したがって、君たちに要求する水準も妥協の無い厳正なものとなるだろう。妥協とは君たちを見限ったり、何らかの諦めを伴うことがあるからだ。國學院の中国文学科は、その意味で厳しい錬磨を実践してきた。その結果、学生アンケートでは満足度学内第1位の評価を得ている。厳しさの中に充実が立ち現れてくるのである。
 加えて、國學院大學中國學會の活動を通じて、実際の研究に触れ、先輩と交流する機会も提供している。創立70年を数える本学会は、研究誌・機関誌の刊行、例会・大会の開催、毎週の研究会の運営などを行っており、博物館への見学会、神田古書店巡りなどの行事もある。こうした場を通じて、教員との温かな交流もあるだろう。
 厳しい錬磨と温かい交流、それを両手に持って、さあ、大学をともに創り上げて行こう。

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