神道文化学部の授業紹介 神道文化基礎演習

2016年6月29日更新

6月中旬、1年次基礎科目「神道文化基礎演習」(中山郁教育開発機構准教授担当)の教室(フレックスA。夜間主)。
1年生諸君がグループワークに取り組んでいました。グループのメンバーは毎回入れ替え制です。

各々10分間の発表と質疑応答。
互いに発表内容を聞き合います。
発表者「東西の神道系大学、國學院大學と皇學館大學の「建学の精神」を比べてみました…」

日本神話とギリシャ神話の比較を巡って発表。
「日本神話の天照大御神とギリシャ神話の女神アテネ。両者には意外な共通点があります…」

必ずレジュメを用意。
カラーコピーを奮発しました。

平田篤胤の死生観について発表。
「篤胤の思想は不当に閑却されています。実は篤胤の死生観こそが、現在の神社神道の死生観として受け継がれているのです…」

ビジュアル重視の見やすい資料。

古代人の死生観を巡って意見交換。
「「青人草」(『古事記』)という表現には、古代人の人間観・死生観が結晶しているのではないでしょうか…」

大きなファイルに関連資料満載!
質問対策にぬかりはありません。

日本人と鯨の関わりについて発表。
「既に『古事記』で捕鯨に関わる一節があります…」
熊野灘の勇壮な鯨漁について、熱く語りました。

いよいよ相互評価。その場でお互いの評価票(コメント付き)を交換しあいます。
悄然たる顔もちらほら…

「神道文化基礎演習」では、3回のグループワークを経て、発表本番に臨みます。
回数を重ねるたびごとに、発表内容は練り上げられ、鍛え上げられていきます。
1年生諸君のさらなる切磋琢磨を期待してやみません。

このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部

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