柔道で鍛え上げた心と体を仕事に活かす。

2017年3月24日更新

鹿島建設株式会社 関東支店 日立事務所 勤務
杉尾 裕太郎さん 文学部史学科 平成24(2012)年3月卒業

幼い頃から柔道に励み、高校時代に國學院大學柔道部の監督から声をかけていただいたのを機に、大学進学へと至りました。入学当初に実感したのは、自主的な稽古の重要性です。高校までの稽古は指導者の指示を仰ぐケースがほとんどでしたが、國學院大學では苦楽を選択するのは自分次第であり、部員一人一人が自分自身に責任を負っていました。とはいえ生活はタイトで、週5日は早朝6時から朝稽古、4時限終了後に20時半まで稽古をし、稽古場の掃除をして終了、終日休みの日は日曜日だけといった厳しい毎日でした。
やがて迎えた就職活動ではキャリアサポート課の皆さんにお力添えをいただき、入社試験日が柔道部の遠征に重なるなどのアクシデントも乗り越え、無事に内定をいただくことができました。柔道の稽古で培った忍耐力や完遂力の賜物と実感しています。
現在は、建設会社の現業部門の一員として現場事務所運営に携わり、収支管理・損益管理などの経理業務や派遣契約などの総務業務を主に担当しています。税務処理や企業会計、労働基準法などへの知識の不足など課題は山積みですが、自分自身の付加価値を高めるため、現場を第一に考えて仕事に励む毎日です。

私が思う「國學院らしさ」

自律性を学ばせてもらいました。
國學院大學での部活動を通して、フィジカルコンディションと授業時間とのバランスを考え、柔道の稽古は計画的に行うなど、自律性を身に付けました。何を目的にし、何をするべきか考えながら日々行動する大切さを学べました。

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