「人」を伸ばし、育む力は、
どんな場所でも通用する。

2019年5月30日更新

アサガミ株式会社 勤務[取材時]   藥師寺 竜さん(平成26年3月卒業)

サッカー少年だった私は、競技力を磨きながらスポーツの理論も学びたいと考え、健康体育学科に進学しました。当初は体育教員になろうと考えていましたが、3年次に「何事も経験」と参加した銀行でのインターンシップ(就業体験)で、自分の世界の狭さを思い知らされることになります。多様な知識を持つ参加学生、教職とは違う企業のビジネス視点の考え方。「自分はまだサッカーしか知らない。その引き出ししか持たずに生徒を指導できるのか」と悩んだ末、このまま体育教員になるより、一度企業に就職して自身の視野を広げようと将来の方向を転換しました。そんな理由から業務の幅が広い商社や物流業界を目指して就職活動をしていたところに、大学のキャリアサポート課で紹介していただいたのが当社です。教職志望だったことが考慮されたのか、入社後は人事部に配属。今年で5年目を迎えました。自分が採用に携わり、時に悩みの相談にも乗った社員たちが生き生きと働く姿を見られるのは大きな喜びです。社員研修を担当する際には、今も学部で学んだ「教えられる側の視点を持つ」という考え方を意識して壇上に立っています。「人」を伸ばし、育む人間開発学部での学びは、こうして今の仕事にも活きています。どこへ行っても通用する力を身に付けさせてくれた4年間に感謝しています。

 

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