大学時代の恩師の教えが、私の心の支えです。

2017年3月25日更新

※掲載写真と記事は取材当時(平成27(2015)年)のものです。

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)渋谷駅長
中野真一さん 経済学部経済学科 平成元(1989)年3月卒業

私は現在、JR東日本の渋谷駅長を務めています。JR東日本に入社してから25年が経ちましたが、そのうち14年間は、選手、コーチ、監督として、社会人野球一筋の日々を送っていました。國學院大學硬式野球部に所属していた頃から今日に至るまで、私が心の支えにしてきたのが、大学時代の恩師、國學院大學硬式野球部・故 餅田監督の教えです。

野球人である前に、一社会人であれ。挨拶や礼儀、相手への思いやりなど、人として当たり前のことが当たり前にできる人間になれ、社会で必要とされる人間になれと、厳しく指導されました。心身共に鍛えられた4年間でしたが、私の自信と誇りになっています。

JR渋谷駅は、1日に約80万人のお客さまが利用し、約200名の社員が勤務する大規模な駅です。駅長として多くの社員を育成する立場にありますが、社員には「頭で考えるのではなく、心で動く人間になれ」と伝えています。ともに働く仲間と、お客さまを「おもんぱかる」こと。この根底には、恩師の教えがあります。

これから大学を目指す皆さんも、心で感じるままに動いてみてください。頭で考えすぎると、なかなか一歩が踏み出せず、行動につながりません。失敗することもあるでしょう。でも、その一歩が踏み出せる人は、必ず成長できるのです。

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