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國學院大學
伝統文化リサーチセンター

構成員詳細

2011年4月1日更新

阿部 昭典(アベ アキノリ)

ABE, Akinori


現職 客員研究員
専門分野 考古学(縄文時代)



メッセージ [担当プロジェクト] 「祭祀遺跡に見るモノと心」研究プロジェクト
 伝統文化リサーチセンター「祭祀遺跡に見るモノと心」グループでは、主に先史時代から古墳時代・古代、中世を対象として、信仰におけるモノと心に関して研究を行っている。
 本グループでは、[1]東北地方北部、[2]伊豆地域、[3]出雲地域の三地域に韓半島などを加えた地域を研究対象地域としており、主に東北地方北部を担当している。東北地方北部では、縄文時代後期前葉(十腰内1)式期)を中心として、当時の儀礼に関連する研究を行っている。一つは、土偶などのいわゆる「第二の道具」を対象として、製作から使用、廃棄行為について、形態、文様、材質、出土状況、付着物の自然科学分析、実験考古学的手法、などから研究を進めている。一方、空間認識に関して、竪穴住居跡、環状列石と集落構造、「景観論」の方法論確立を目ざしている。儀礼の道具と場とともに、環境や生業データなどを総合的に分析し、環状列石造営期の儀礼行為の特質や世界観、環状列石造営の意義、縄文人の心、の解明にむけて研究を進めている。
主要研究テーマ 縄文時代における文化的・社会的変動・画期とその背景(要因)に関して、時代区分・時期区分論的観点から、土器様式、土器器種、竪穴住居跡、集落構造、環状列石、などを対象に研究を進めている。最近では、変動期の一つである縄文時代中期から後期の「第二の道具」の動態や機能・用途に関して研究を進めている。さらに、自然科学分析や実験考古学的手法を用いた研究を構築中である。
社会的活動
(所属学会等)
所属学会: 日本考古学協会、新潟県考古学会、物質文化研究会、古代学協会、先史考古学談話会
著書
(単著)『縄文時代の社会変動論』(未完成考古学叢書6、アム・プロモーション、2008年(単著)『縄文時代の社会変動論』(未完成考古学叢書6、アム・プロモーション、2008年
(共著)佐藤雅一・阿部昭典他『道尻手遺跡』(津南町教育委員会、2005年)
(共著)魚沼地域洞窟遺跡発掘調査団・魚沼市教育委員会『黒姫洞窟遺跡‐第2期発掘調査報告書‐』(2009年)
その他 研究業績:
[論文]
・「東北北部における環状列石の受容と集落構造」『古代文化』第63巻第1号、2011年
・阿部昭典・國木田大・吉田邦夫「縄文時代の鐸形土製品の自然科学分析」『日本考古学協会発表要旨集』日本考古学協会、2011年
・「前庭部付石組炉の出現と用途の検討」『一戸町教育委員会年報』第1号、2011年
・「土偶有脚化とその意義」『第8回土偶研究会発表要旨集』土偶研究会、2011年、3~18頁
・加藤元康・阿部昭典ほか「秋田県北秋田市石倉岱遺跡の調査概報」『國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要』第3号、2011年、87~128頁
・阿部昭典・加藤元康「青森県平内町槻の木遺跡・一本松遺跡出土資料の研究」『國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要』第3号、2011年、1~15頁
・「環状列石における「第二の道具」」『縄文時代の精神文化 第11回研究集会発表要旨集・資料集』、関西縄文文化研究会、2010年、74~93頁
・「東北北部の大形石棒にみる地域間交流」『シンポジウム縄文人の石神-大形石棒にみる祭儀行為―発表資料集』、國學院大學学術資料館、2010年、1~16頁
・「後期後葉から晩期前葉の集落構造と建物跡」『シンポジウム正面ヶ原A遺跡から垣間見る縄文社会』、津南町教育委員会、2010年、6~19頁
・「長野遺跡出土の大木10式土器」『三条考古学研究会機関誌』第4号、2010年、9~14頁
・「縄文時代の鐸形土製品に関する一考察」『椙山林継先生古希記念論集』雄山閣、2010年、6~16頁
・「東北地方北部における石刀の顕在化」『國學院大學考古学資料館紀要』第26号、2010年、47~69頁
・「縄文時代後期前葉における土偶の有脚化とその意義」『國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要』第2号、2010年、17~36頁 
・「東北北部における「第二の道具」の多様化」『平成21年度フォーラム環状列石をめぐるマツリと景観』、國學院大學伝統文化リサーチセンター、2009年、1~12頁 
・「縄文時代における徳利形土器の祭祀的側面の検討」『伝統文化リサーチセンター研究紀要』第1号、2009年、1~14頁
・「沖ノ原式土器の編年試論」『新潟県の考古学2』新潟県考古学会、2009年
・「新潟県における縄文時代後期集落の様相」『月刊考古学ジャーナル』4月号、2009年
・「新潟県における縄文時代後期前葉集落と配石遺構の隆盛」『國學院大學考古学資料館紀要』第25輯2009年、1-20頁
・「有孔鍔付土器」『総覧縄文土器』アム・プロモーション、2008年、1060-1063頁
・「沖ノ原式土器」『総覧縄文土器』アム・プロモーション、2008年、472-479頁
・「縄文時代の「ベッド状遺構」の検討」『新潟考古』第18号、2007年、109-126頁
・「注口土器成立期以前の様相」『月刊考古学ジャーナル』No550、2006年、10-15頁
・「縄文時代中期末葉の器種の多様化」『考古学』4、2006年、103-126頁
・「土葺屋根の竪穴住居と居住形態」『新潟考古』第13号、2002年、91-114頁
・「縄文時代中期末葉~後期前葉の変動」『物質文化』第69号、2000年、1-39頁
・「複式炉の研究」『新潟考古学談話会会報』第20号、1999年、40-60頁
・「縄文時代の卵形住居跡」『新潟考古学談話会会報』第19号、1998年、35-49頁
・「縄文時代の環状列石」『新潟考古学談話会会報』第18号、1998年、47-67頁
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