通常展示のご案内
2008年12月17日更新
ごあいさつ
國學院大學は建学以来、日本の伝統文化を明らかにするための研究を行ってきました。文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業「モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践」を推進する伝統文化リサーチセンターでは、これまでの伝統文化研究の成果を様々な視点から再検討しつつ、新たな研究成果の創出を目指しています。
伝統文化リサーチセンター資料館は、センターにおける研究活動の成果をより多くの人々に示すため、平成20(2008)年に開館いたしました。本資料館の常設展示は3つのゾーンに分かれており、それぞれ「祭祀遺跡に見るモノと心」「神社祭礼に見るモノと心」「國學院の学術資産に見るモノと心」というテーマが設けられております。これらは、本学が重点的課題と位置づけて研究してきた分野に対応しており、日本の伝統文化について、それぞれのアプローチから見た場合に必要不可欠となる資料を展示し、伝統文化の本質や形成過程に迫るための要点を示しております。
より多くの皆様にご覧いただき、伝統文化がよりよいかたちで現代社会に活かされることが、本資料館の大きな目標です。
伝統文化リサーチセンター資料館(地下1階)
「祭祀遺跡に見るモノと心」展示ゾーン
日本列島に住む人々は、みずからを取りまく世界をどのように捉えていたのでしょうか。それは自分や自分たちの存在する場や時、あるいは生・老・病・死・愛・災害・犯罪・戦などに由来し、多様でした。そこで起こる様々な事柄を解決するための方法や仕組みも様々であり、時には伝播してきた異文化によって変容することもありました。このゾーンでは、これらの行為によって生み出された「モノ」を「祈りのかたち」として捉えることで、人々の垣間見える「心」の活動を探究します。
[主な展示]
● 山ノ神遺跡復元模型(「神社祭礼に見るモノと心」グループと共同制作)
● 火焔土器、その他縄文土器(縄文時代)
● 土偶(縄文時代)
● 銅鐸(弥生時代)
● 挙手人面土器(古墳時代)
● 石枕(古墳時代、重要文化財)
● 興福寺瓦(古代)
● 経筒(中世)
● 懸仏(中世)
● 銅鼓(中国)
山ノ神遺跡復元模型(「神社祭礼に見るモノと心」グループと共同制作)
火焔土器(縄文時代)
土偶(縄文時代)
挙手人面土器(古墳時代)
「神社祭礼に見るモノと心」展示ゾーン
古くから人々は、信仰の「心」が込められた「モノ」を用いて、日本に根ざした神々へのまつりを行ってきた。このゾーンでは日本各地の神社―信仰が表現される場―を中心に行われてきたまつりに焦点を当て、そこで用いられる「モノ」と、その中に込められた「心」との関係を明らかにします。そして、時代ごと、あるいは場所ごとに多様な姿を見せる日本文化とその基層である神道の特質にも迫ります。
[主な展示]
● 伊勢の神宮皇大神宮御正殿模型
● 山ノ神遺跡復元模型(「祭祀遺跡に見るモノと心」グループと共同制作)
● 吉田神社行事壇復元模型
● 神田祭鯰曳き物模型
● 北野天満宮瑞饋祭瑞饋御輿模型
● 宮中新嘗祭祭具
● 石清水祭供花神饌
吉田神社行事壇復元模型
神田祭鯰曳き物模型
「國學院の学術資産に見るモノと心」展示ゾーン
國學院の校名に冠する「国学」とは、日本の伝統文化に関する諸現象・事物の成り立ちとその本質の解明を目指した学問であり、古典籍や古器古物などの「モノ」を通じて、日本人の「心」を究明する総合的な日本文化学です。このゾーンでは、國學院及びその設立母体である皇典講究所関連の刊行物や、本学所蔵の資料・コレクションを通して、本学における伝統文化の研究・発信の実態を明らかにし、近代以降の「モノ」と「心」に関する人文学の展開を追究します。
[主な展示]
● 皇典講究所・國學院大學が発行した各種学術書籍・雑誌
● 河野省三、宮地直一、折口信夫、大場磐雄関係資料
● 河野省三、宮地直一、折口信夫、大場磐雄関係資料
飯田町校舎(明治41年4月竣功)
國學院刊行物(『國學院雑誌』)
國學院刊行物(『兄弟姉妹』)
吉田神道関係資料(宮地直一博士資料)
このページに対するお問い合せ先: 研究開発推進機構事務課






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