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國學院大學
伝統文化リサーチセンター

第9回 校史・学術資産研究会

2009年3月12日更新


1. 開催趣旨
 今回は、皇典講究所・國學院の出版活動を考察する上での前提として、嘉永から明治10年までの書物の出版・流通の実態について、報告がなされた。
 
2. 日時
 平成20(2008)年6月25日(水) 14時~16時
 
3. 場所
 本学渋谷キャンパス学術メディアセンター棟5階06会議室
 
4. 発表タイトルと発表者
 「幕末維新期の出版・流通」
  大和 博幸(教授)
 
5. 概要
 今回は、皇典講究所・國學院の出版活動を考察する上での前提として、嘉永から明治10年までに、地方にどのような書肆があったのか、また明治7年3月出版の『教義要集』を例にとり、出版に関わった書肆と流通について考察した。
 まず嘉永年間から明治10年までに時期を区切り、それぞれの時期に、地方にはどのような書肆があったのかが概観された。ここで、江戸期には京都・大坂・江戸の3都市を中心に書物が作成されたこと、また明治初期には、政府の権力基盤確立のために書物が利用されたが、そこには本屋仲間が実質的に関わっていないことなど、当時の出版事情に関する考察がなされた。ついで明治7年3月出版の『教義要集』を例にとり、その出版に関わった書肆と流通について考察した。ここでは、東京をはじめ全国の書肆が出版に関わっていること。それには販売をめぐる全国的な組織網があったことが指摘された。
 発表後には、第11回全体研究会議が開かれた。
 
文責: 戸浪裕之(ポスドク研究員)



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