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國學院大學
伝統文化リサーチセンター

第10回 校史・学術資産研究会

2009年3月12日更新


1. 開催趣旨
 今回は、第1回と第3回の本研究会の内容を踏まえつつ、皇典講究所・國學院の伝統文化研究・教育、また皇典講究所・國學院の出版活動についての発表がなされた。
 
2. 日時
 平成20(2008)年8月6日(水) 14時~16時
 
3. 場所
 本学渋谷キャンパス学術メディアセンター棟5階プロジェクトルーム(2)
 
4. 発表タイトルと発表者
 「皇典講究所・國學院の教育と出版活動」
  藤田 大誠(助教)
 
5. 概要
 皇典講究所・國學院の出版活動に関する研究は、ORC第3グループの研究活動の大きな柱の一つであるが、今回は、皇典講究所・國學院の伝統文化研究・教育、また皇典講究所・國學院の出版活動に関する研究発表がなされた。
 まず発表者の論文「皇典講究所・國學院の伝統文化研究・教育に関する覚書」(『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』2、平成20年)を参照しつつ、皇典講究所・國學院の出版活動と社会教育・普通教育観を概観し、これまでの「年史」でも詳細が記されていない出版活動の実態の検討、各出版物の当時もしくは現在的価値の検証といった課題が提示された。ついで、第1回校史・学術資産研究会の内容を受けて、「皇典講究所國學院大學出版部」の前史について、明治20年代から30年代の皇典講究所・國學院の出版事情、またそれと深く関係する近藤活版所の出版活動について考察された。ここでは、近藤活版所社長の近藤瓶城の伝記は、近藤圭造編輯『近藤瓶城翁伝』(近藤圭三発行、大正4年)のみであること。また従来の研究では、自家出版に限り印刷し、社会啓蒙・教育するといった姿勢が見られないとの指摘があるが、皇典講究所・國學院との関わりを視野に入れると、一概にそうは言えないこと。近藤瓶城と皇典講究所・國學院の国学者たちとは、お互い深い繋がりがあったことが指摘された。
 発表後には、第12回全体研究会議が開かれた。
 
文責: 戸浪裕之(ポスドク研究員)



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