学術資料館(考古学資料館部門)
2010年10月1日更新
奈良県山ノ神遺跡(復元模型)
当館は、昭和3(1928)年に設けられた「考古学陳列室」を前身とする大学博物館です。現在は、本学の共同利用研究機関として、世界の中における日本列島文化の位置付けや、その起源・展開を追及するために、考古・民族資料の収集と、主に祭祀遺跡を対象とした調査・研究を進めています。
現在は、伝統文化リサーチセンター資料館にて当館所蔵資料を展示しており、通常展示では、日本列島の旧石器時代から近世に至る考古資料を通史的に俯瞰することができます。一部の資料等については、デジタル・ミュージアムでも公開しておりますので併せてご覧ください。
学術資料館(考古学資料館部門)より
通常展示・企画展示(伝統文化リサーチセンター資料館)
伝統文化リサーチセンター資料館の開館予定や展示については、以下のリンク先をご覧ください。
公開イベント
学術資料館では、随時シンポジウム・研究会・ワークショップなどを開催しております。これらの公開イベントについては、以下のリンク先をご覧ください。
新収資料
平成22年度新収資料 三角縁三神三獣鏡 出土地不詳 古墳時代(同范:岐阜県長塚古墳・三重県筒野古墳)
沿革
樋口清之 博士
國學院大學学術資料館の創立は、当時学部生であった樋口清之博士が、奈良県内採集の考古資料約4,000点を大学に寄贈した昭和3(1928)年4月に遡ります。当初は「考古学陳列室」と称し、約30坪の小規模な展示施設として発足しました。昭和7(1932)年には、図書館から国史研究室に移管されて「考古学資料室」と改称。研究室助手となった樋口博士が資料室主任に補されたことで、今日に至る資料館組織の基礎が築かれました。当時の資料室は、鳥居龍蔵博士が創設した上代文化研究会(後の國學院大學考古學會)の拠点でもあり、ここから多くの院友考古学徒が巣立っていきました。そのころ作られた「資料室音頭」は、今日でも本学の文学部史学科や、大学院文学研究科の考古学専攻生が歌い継いでいます。降って昭和27(1952)年には、博物館法の指定する博物館相当施設に認定されました。その結果、学芸員資格を取得するための博物館学課程に必要な博物館実習を、学内で実施できる体制が整いました。また、昭和50(1975)年には、改めて「考古学資料館」と改称しています。
一方、本学創立80周年記念事業として、昭和38(1963)年5月に「神道学資料室」が開設されました。これは、昭和53(1978)年に「神道資料展示室」、次いで平成2(1990)年に「神道資料館」と改称しましたが、文学部神道学科(現在の神道文化学部)や、大学院文学研究科の研究・教育参考施設としての役割のみならず、神道関連資料の普及公開事業を担ってきました。
そして、この両資料館は、旧日本文化研究所が研究開発推進機構へ拡大・再編された平成19(2007)年に、同機構所属の学内共同利用研究機関たる「学術資料館」として合併し、新たなスタートを切りました。平成20(2008)年には、常磐松の地に落成したAMC棟へ移転。このような長い歴史の中で、10万点もの列品を所蔵する大学博物館に発展し、現在は、伝統文化リサーチセンター資料館にて当館所蔵の考古資料・神道資料等を公開しています。
なお、当館の活動を含めた國學院大學における考古学研究の概要・沿革については、下記のリンク先をご覧ください。
略年表
昭和3(1928)年4月 樋口清之名誉教授により創設。
昭和24(1949)年4月 國學院高等学校に分室を設置。
昭和27(1952)年12月 博物館相当施設に指定。
昭和35(1960)年7月 本館より図書館2階に移転。
昭和40(1965)年8月 常磐松1号館地階に収蔵室を設置。
昭和43(1968)年9月 常磐松2号館落成。研究室・整理室・展示室・収蔵庫と、考古学・博物館学実習室を設置。
昭和55(1980)年4月 図書館収蔵庫新築に伴い、第2・第3収蔵庫および事務室を設置。
平成19(2007)年4月 学術資料館(考古学資料館部門)に改組。
平成20(2008)年3月 学術メディアセンター棟落成。伝統文化リサーチセンター資料館にて収蔵資料を公開。
このページに対するお問い合せ先: 研究開発推進機構事務課






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