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國學院大學
史学科

大船渡市三陸町越喜来浦浜地区の津波被災状況マップを公開

2011年11月30日更新

 國學院大學文学部歴史地理学研究室(林和生教授・吉田敏弘教授)のグループが東日本大震災で被害を受けた大船渡市三陸町越喜来浦浜地区の被害状況を調査し作成した地図をウェブ上で公開しました。

 大船渡市三陸町越喜来浦浜地区東日本大震災津波被災状況マップ[外部リンク]
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学生らによる綿密な調査が基に

 吉田教授をはじめ、文学部史学科歴史地理学研究室の学生および大学院生たちは、まだ余震が続く4月に大船渡市に入り、災害ボランティアを経験、被災地の様子を生で見、肌で感じることから同地区との交流は始まりました。
 その後、大船渡市三陸町越喜来浦浜地区での津波被害状況、災害時の避難行動の記録、そして被害状況と行動記録との統合を目的として、6月と8月に同地区の現地調査を行いました。
 調査メンバーは、被災以前の建物の位置を克明に記した地図に手に、津波で被害を受けた同地区内の津波到達ラインに沿って現地調査を行い、損傷、浸水した家屋の写真撮影、被災の状況をノートに克明に記録しながら被害の実態を確認。可能な地点では、津波の到達高も測定しました。
 その1点1点の詳細な調査データは、下記「大船渡市三陸町越喜来浦浜地区の津波被害状況地図・データベース~東日本大震災による津波被害状況に関する報告」サイトでご覧いただけます。


震災前後の変容をわかりやすく表示

 現地調査の結果をもとに、被災した建物の位置、被害程度、現地写真などを国土地理院の「電子国土」上で閲覧できるようにサイトを構築したものが、今回公開された「大船渡市三陸町越喜来浦浜地区東日本大震災津波被災状況マップ」です。
 地図上に表示される等高線から被災建築物の標高なども詳細に知ることができます。
 同サイトでは、等高線などが表示されている「電子国土基本図(地図情報)」、1974年~78年に立建物等が映っている空撮画像「電子国土画像情報(オルソ化空中写真)」、そして「東日本大震災被災後の写真」の3種類の基盤のもとに、調査地点、建物被災状況(「流失=赤」「浸水=黄」「被害なし=青」)、計曲線(5m単位の等高線)、主曲線(1m単位の等高線)、間曲線(0.5m単位の等高線)が表示されます。
 また、建物や調査地点はマウスポインタを重ねると住所、標高、建物名(屋号、事業所名、商店名など、一部は非表示)がポップアップで表示される仕組みとなっています。
 今後の土地利用の検討際にも参考になる情報として、要望を伺い、情報を修正しながら、さらなる内容の充実を図って行く予定です。

※こちらのサイトは「東海新報」平成23年(2011年)11月18日(金)に1面トップ記事として紹介されました。



このページに対するお問い合せ先: 國學院大學歴史地理学教室

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