教員詳細
2010年5月11日更新
| メッセージ | ゼミについて
歴史地理学は地理学の方法論を用いて、古文書のみならず古地図や絵図・絵画資料・地形図・空中写真・地籍図および発掘資料などを駆使して、人々の生活の舞台である地表上で展開したさまざまな現象や歴史的景観の特性を研究する分野です。
ゼミでは歴史地理学のさまざまな分野を概観し、主に文献研究によってそれぞれの分野の研究史と研究成果、現在の研究の到達点、今後の研究課題などを確認していきます。受講生が数多くの研究論文や著書に接し、これらを精読することを眼目にしています。論文や著書に対して、学生はとかく難しいものと構えがちですが、慣れてくれば、あるいは多数の論文を比較しながら読めるようになると、批判的に読むことができるようになります。歴史地理だけの問題ではありませんが、基礎演習、展開演習、応用演習、および卒論作成の目標として、論文を批判的に読む力を養い、問題点とその解決方法を見出していく、という手続きをしっかり身につけることにおいています。もちろん、歴史地理学的な研究を実践するための様々な技術的な方法も指導します。受講生はこうした研究を通して歴史地理学の研究方法への理解を深めてもらい、各自の卒業研究へと発展させていく問題意識を育てることを目標にしています。また、休日などを利用して現地調査実習やエクスカーションを随時実施して、フィールドワークの方法の実地指導を行いたいと考えています。
受験生や学生に一言
歴史を研究(再構成)することは、各自の歴史観にもとづいて限られた史料や資料を用いて過去のストーリーを描くことです。豊かで客観的な歴史観を養うためには過去だけでなく、激動する現代社会に対しても関心を持ち続けることが必要です。ゲームやコミックのかわりに新聞や本を読み、バラエティー番組やドラマのかわりにニュースやドキュメンタリー番組を観る習慣をつけましょう。
|
|---|---|
| ゼミ・研究室サイト | |
| 主要研究テーマ | 近世中国の地方都市と商品流通システムの空間構造、現代中国の小城鎮の生活空間について |
| 主な業績・担当科目 | 研究者データベース(K-ReaDへ) |
| 経歴 | 文学修士
京都大学文学部史学科卒業(1976.3) 京都大学大学院文学研究科修士課程修了(1979.3) |
| 著書 |
|
教員一覧へ戻る
このページに対するお問い合せ先: 文学部資料室






「中国近世における水陸交通の展開」(『アジアの歴史地理1 領域と移動』、朝倉書店、2007年)
ページトップへ