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國學院大學
人間開発学部

健康体育学科:概要と特色

2008年11月10日更新

健康の増進・維持のための指導者、「身体運動能力未開発者」への指導など人間開発を実践できる指導者が必要不可欠です。その場合、運動能力に優れた人材のみが、より優秀な指導者・教育者になるとは限りません。身体・体力・技術面などで劣っている、もしくは、そう思い込んでいる「身体運動能力未開発者」の想いを理解するには、失敗や挫折の体験が活かされるのではないでしょうか。むしろ、挫折や能力不足を自覚することこそが、指導者としての「コア・コンピテンシー」獲得のモチベーションになると言えます。教育現場で求められるのは、単に子どもたちの能力を引き上げる技術ではなく、子どもに目線を合わせて個性を理解し、その能力を開発していくこと。高い競技成績などの成功体験と同様に、挫折や失敗の中からも子どもの潜在的可能性を見いだすことができる「人間開発」型教育者・指導者の育成、それが本学科の使命です。


4つの展開科目

多様な生活スタイルにおけるさまざまな人たちの健康・競技生活を支えることができる指導者となるために、人間の生理学的知識から人間関係の構築や自己を深く見つめるための基盤となる日本の伝統文化の理解など、幅広い素養が求められます。
健康体育学科では4つの展開科目によって専門的な教育科目の充実化を図っています。


展開科目「地域教育・生涯スポーツ」

人が生活をする環境全体を学びの対象と捉え、学校教育の領域のみならず地域や一般社会における健康・運動指導者となるために必要となる学際領域である、社会科学系分野の科目を配置しました。その上で、スポーツを社会体系の中でどう捉えうるか、また健康の維持増進を社会生活の中でどう位置付けるか、といった課題について、学生に広い視野を持たせ、総合的・学際的な視野で習得した知見を活用する力の育成を図ります。


展開科目「健康・安全教育」

健康科学・保健に関する分野の科目であり、ここには、保健体育科教員免許ほか健康運動指導士などの資格取得に必須の科目も多く配置しています。 また、健康維持の考え方の基礎となる「生きること」自体や身体運動に関わる栄養の基礎知識、発育段階や生活習慣、さらに年齢による特性をも理解した上での健康・安全指導能力獲得を可能にしています。


展開科目「伝統と身体文化」

日本の伝統や文化を背景とした「生活」の見方や「身体文化」に関わる科目を配置しました。日本の代表的な伝統的身体文化である武道文化関連では、その所作や礼法、思想、修行論、身体論などからその特質を的確に理解し、学生たちがその特長を卒業後の教育・指導場面において有効に活用できる能力を養成します。
また、世界のスポーツ全般の歴史等を理解することによって、武道をはじめとする日本の伝統的な生活・身体文化を国際的に発信することができる能力を養成します。


展開科目「運動の指導と開発」

運動指導力を養成する実習系の科目を集約しました。また、知識と技能を活用し、運動課題の解決能力を養うことに寄与する科目を配した科目類でもあります。球技系、表現系、武道系、それぞれの各分野を修得することにより、運動種目による人の動きの類似性や相違点を深く理解することが可能になります。また、類型化された各分野から少なくとも一つを履修することにより、包括的な運動を身に付けることをも可能にします。



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