学部の環境への取り組み
2010年3月13日更新
文学部
平安時代の紙背文書についての説明や、江戸時代の版木の再利用についての話、また、針本先生が所蔵する大和物語の写本の表紙には裏紙が使用されており、そこにはメモ書きが残されているなど、近世以前の日本人に「裏紙の文化史」とでもいうべきものがあるということを伺いました。こうした例からも、日本文化とは、再生利用を前提とし、かつそれが自然に行われてきたという経緯があり、そのことがまさに「自然に生かされる」という本学の伝統的精神につながるとお考えでした。
今後は、文学・歴史学の観点を中心に、エコロジーと日本文化との結びつきについて講演会の開催を検討されるとのことで、なぜ國學院大學が環境保護に取り組むのかを常に意識しながら、文学部としてメッセージを発信していきたいと抱負を述べておられました。
(2009年10月14日(水)11時30分から@文学部長室、針本正行学部長に取材)
経済学部
「日々の生活の中で無理なく自然にできること」の徹底をしていきたいと話す学部長のコンセプトはまさに「自然にこころくばり」のキャッチと同じ考え。
1年生の必修科目「日本の経済」では、同じテキストを使用、同じテストを行うため、担当5人の先生が共通項を持って授業を実施しており、その中に環境問題があるとのこと。この科目は「大海原に船出していく学生たちの羅針盤」的存在で、その後、次のステップとして環境問題に取り組む学生も多く見受けられます。
また、研究活動の重視を図っており、市場経済の視点などアカデミックに環境を取り上げていきたいと今後の抱負もお話いただきました。
(2009年10月08日(木)16時30分から@経済学部資料室、中泉真樹学部長に取材)
法学部
早くから環境法を科目として導入している同学部。「法学部」として環境問題を考える機会を捻出すべく、来年度以降授業内での展開や、法学会講演会として環境を考えるテーマを企画検討中とのことでした。
(2009年10月01日(木)13時30分から@法学部長室、坂本一登学部長・宮内靖彦副学部長に取材)
神道文化学部
木・土・水という自然界に神が宿り、鎮守の森や里山など「自然との共生」が神道精神と切っても切れない考え方として根底に流れています。
来年度は1年生必修「神道文化基礎演習」の授業で「宗教と環境問題」について討論を含めた講義も行い、伝統行事に息づくリサイクルや環境への思いやりを伝えていきたいとのこと。導入教育として体験型授業を通じて自然環境や伝統行事について学べるプログラムを視野に入れているということでした。
研究室のある若木タワー16階・17階には観葉植物を置くなど「みどり」を多用し、地球にも精神的にも優しい統一感のある環境づくりもしてみたいとも語ってくださいました。
(2009年12月16日(水)15時から@神道文化学部長室、石井研士学部長に取材)
人間開発学部
取材日誌でも紹介している「緑のカーテンプロジェクト」をはじめとする自然科学分野の授業や、学部長自らが消灯係となって最終講義終了後は電源OFF活動などを行っており、教職員と将来の教育を担っていく学生が協力して環境を捉えられるように努めていました。
今後は、伝統文化と絡めての環境教育や、ビオトープやISO取得の可能性など、キャンパスと学部が一体化しているため、環境問題を考える「エコセンター」を見据えたロマンを語れる環境であることをお話いただきました。
(2009年11月06日(金)14時から@たまプラーザキャンパス1号館1階学部長室、新富康央学部長・松野英男たまプラーザ事務部次長に取材)
このページに対するお問い合せ先: 環境保護対策推進プロジェクト






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